メルセデス・ベンツ 300SLクーペ【モータースポーツ・ギャザリング レポート】

 メルセデスのオールドタイマーセンター(ドイツ本社で1993年にスタートした一般ユーザー向けのレストア部門)でフルレストアされた300SL。新車のような輝きを放ち、来場者からの注目度も抜群。もちろん走行可能だ。もともとは1952年のミッレミリアに初登場し、ル・マンなどで優勝するなど大活躍、その2年後の1954年に市販モデルが発売された300SLだが、美しいスタイリングに加え、両羽根を拡げたようにポップアップするガルウイングドアが注目を集め、いまでもレストアモデルは数千万円の値がつくほど人気が高い。