フォルクスワーゲングループジャパンとフォルクスワーゲン・トロフィ・アソシエイション(V・T・A)が開催する「ゴルフGTIカップジャパン2006」第3戦が、ツインリンクもてぎにて7月30日に開催された。

 今回のレースは「フォルクスワーゲン フェスト イン もてぎ」の同時開催イベントとして行われたもの。同イベントには、約100台の車両展示、ドライビングスクール、新車体験試乗、ミニライブコンサート、キッズコーナーなど様々なイベントが実施され、約8,500人が来場した。

 また、今回のレースにはゴルフGTIカップシリーズ過去最高となるエキスパートクラスに4台、クラブマンクラスに18台の計22台が参戦した。併催の「フォルクスワーゲンレーシング サーキットトライアル」は、参加希望者多数のため、29日に2つのグループに分けて実施、56台が参加した。

 ゴルフGTIカップ決勝戦は1周4,801mのツインリンクもてぎ10ラップで争われた。ポールポジションは、現在2連勝中の岩谷選手(RiverWestRacing)が2位に1秒以上の差をつけて獲得。2番手にはクラブマンクラスながら萩原選手(サーラLVレーシングチームGTI)が続いた。

 第1コーナーを制した岩谷選手は、安定した走りでシリーズチャンピオンに大手をかける3勝目をマークした。クラブマンクラスでは、萩原選手が1勝目を飾り、総合でも2位に入った。