危険な道こそ取り締まりをすべきだ!

見通しのよい直線道路、人や自転車の飛び出しの危険もないが・・・

 静岡県駿東郡小山町須走3−4でネズミ捕りに捕まった。制限速度40キロのところ、59キロで走行していたからだ。19キロオーバーである。ボクにとっては不覚だったが、急いでいたわけでもなく、落ち着いて安全運転していたのに捕まったのだ。

危険な道こそ取り締まりをすべきだ!

 富士五湖道路の須走ICで降りて、浅間神社の前を右に曲がって須走の商店街を通り、富士スピードウェイに向かう道である。
 この道はずっと制限速度は40キロである。商店街を抜けて右側に充分な幅のある歩道が備えてある往復2車線の道で、右側は工場の塀が続き、左側は深い林になっている。やや下り始めているが直線で見通しは良い。

 ボクは制限速度を守るという意識より、安全なスピードで走ろうという意識で運転していた。その意味では時速59キロというスピードは、危険性を感じる速さではなかった。

 この見通しの良い、人や自転車が飛び出してくる可能性がない道になっても、商店街と同じ制限速度だった。

本当の交通安全を考えて取り締まって欲しい

 日本の国では法定速度という決まりがある。一般道は時速60キロ、高速道路では時速100キロである。しかし何らかの条件が悪い場合には、それより低いスピードが制限速度になる。

 その意味でボクが捕まった場所は法定速度の60キロでも何も問題はない気がする。それなのに商店街と同じ40キロのまま制限速度を解除しないでネズミ捕りという取り締まりをやるのは不合理だと思う。

危険な道こそ取り締まりをすべきだ!

 こんなところでネズミ捕りという取り締まりをしても、捕まって深く反省するドライバーは少ないと思う。これが商店街で取り締まっていたら納得する。危なくないところで、危なくないスピードで走っているドライバーを制限速度違反だからと取り締まりするのは、交通安全のためとは到底思えない。