マツダは、2006年7月24日(日本時間)に、(株)商船三井が運航する自動車運搬船「クーガーエース」がアラスカ沖で、船体傾斜が発生し航行不能に陥ったとの報告を(株)商船三井から受けたと発表した。さらに本船は海上で傾きながらも安定して浮揚しているとの報告も受けているという。

 事故の原因や車両へのダメージの程度については、現時点では不明とのこと。本船にはマツダの北米向け輸出車両4700台が積載されていた。車種は約60%がMazda3で、約30%がMazda CX-7であるとのこと。
 これらの車両はカナダのバンクーバー港、そして米国のタコマ港、ワイナメ港へと向かう途中であった。

 現在、(株)商船三井で曳航計画が立てられており、早期に実行される予定であるという。