今までの軽自動車になかった "プレミアム" なインテリア
インテリアはまずは十分な広さが印象的。全高が低いといってもムーヴなどでは使わない部分の空間が大きいだけのことで、ソニカに乗ってもヘッドクリアランスに不満を感じることはない。むしろロングホイールベースを生かして後席の足元にも十分な空間が確保されているのが注目される。
インパネ回りのデザインも新鮮な印象を与えるもので、インストの中央部分の造形などは軽自動車とは思えないくらいの質感を感じさせる。その位置に配置されたCVTのセレクトレバーも操作性はまずまずだ。
ゆったり志向のシートでまったりくつろげる
シートはベンチシート風のゆったりした感じのもの。その分だけホールド性が高くないのはやや不満な点だが、ターボ車だけとはいえ本格的なスポーツモデルとは違う爽快感や走りの質感を追求したモデルであることから、こうしたシートが用意されたようだ。
ハイレベルな装備群にただ圧倒される……
装備の充実度は全体に高い。最上級グレードのRSリミテッドでは、MOMO製の本革巻きステアリングホイールが装備されたり、CVTに7速マニュアルモードが設定されるなど、専用の仕様がいろいろと用意されている。オプションではレーダークルーズコントロールまで設定されているのだから、軽自動車とは思えないくらいの装備の充実度だ。