ダイハツ ソニカ
ダイハツ ソニカ

試乗級グレード "RS-LIMITED" にはモモ製革巻ステアリングが装着される。

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"RS-LIMITED" には7速マニュアルモード付のCVTが採用され、ゲート式シフトレバー装着となる。その他グレードは通常のストレートゲージだ。

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"RS" 系には自発光式のスポーティなメーターが採用される。見やすいだけでなく高品質で、運転が楽しくなるアイテム。

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"サラウンドインテリア" をコンセプトに開発されただけあって、非常に心地よい空間のフロントシート。低い全高ながら、狭苦しさはまったくない。

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広大とは言えないが、前後方向の広がり感のお陰で快適性の高いリアシート。包まれ感が心地よく、安心してくつろげる空間だ。またサイドドアが90度で開き、乗降性に優れているのも見逃せない。

ダイハツ ソニカ

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ラゲッジスペースも必要十分な容量を確保しており、使い勝手もいい。デザインにこだわっていても、実用性に抜かりがないのはさすが。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

今までの軽自動車になかった "プレミアム" なインテリア

 インテリアはまずは十分な広さが印象的。全高が低いといってもムーヴなどでは使わない部分の空間が大きいだけのことで、ソニカに乗ってもヘッドクリアランスに不満を感じることはない。むしろロングホイールベースを生かして後席の足元にも十分な空間が確保されているのが注目される。

 インパネ回りのデザインも新鮮な印象を与えるもので、インストの中央部分の造形などは軽自動車とは思えないくらいの質感を感じさせる。その位置に配置されたCVTのセレクトレバーも操作性はまずまずだ。

ゆったり志向のシートでまったりくつろげる

 シートはベンチシート風のゆったりした感じのもの。その分だけホールド性が高くないのはやや不満な点だが、ターボ車だけとはいえ本格的なスポーツモデルとは違う爽快感や走りの質感を追求したモデルであることから、こうしたシートが用意されたようだ。

ハイレベルな装備群にただ圧倒される……

 装備の充実度は全体に高い。最上級グレードのRSリミテッドでは、MOMO製の本革巻きステアリングホイールが装備されたり、CVTに7速マニュアルモードが設定されるなど、専用の仕様がいろいろと用意されている。オプションではレーダークルーズコントロールまで設定されているのだから、軽自動車とは思えないくらいの装備の充実度だ。

代表グレード
RSリミテッド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3395×1475×1470mm
車両重量[kg]
820kg
総排気量[cc]
658cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
64ps(47kw)/6000rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
10.5kg・m(102N・m)/3000rpm
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
23.0km/l
定員[人]
4人
税込価格[万円]
141.8万円
発売日
2006/06/19
レポート
松下 宏
写真
和田清志/渡部祥勝
スタイル インテリア 走り&メカニズム