激変したエクステリア、コンセプトは "宝石"
Lクラスミニバン、あるいは上級ミニバンの市場は、オデッセイがまずまず好調な売れ行きを続ける中で、今年1月から2月にかけてエスティマとMPVがフルモデルチェンジを受けたことで盛り上がりを見せている。そんな中でやや置かれた状態になっていたのが日産のプレサージュだ。強力な競合車の中に埋もれて目立たない存在になっていた。
そこで大幅なマイナーチェンジによってテコ入れを図ってきたのが新型プレサージュだ。フロント回りのデザインを一新し、ムラーノにも似たワイド感を強調した顔つきになった。
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インテリアもより使いやすく変更
またインテリアもインパネデザインを一新することで、これまでとは違ったイメージの室内空間を作り上げた。
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プレサージュらしい装備はきっちり継承
売れ筋の2.5リッターは4速ATなのが残念……
パワートレーンは基本的に変更を受けていないので、走りに関しては大きな違いはないが、足回りのチューニングを煮詰めるなどして走りの質感を追求しているという。
売れ筋になるのは直列4気筒2.5Lエンジンを搭載したモデルで、従来はこれが90%以上を占めていた。今後も2.5L車を中心に売れるのは当然で、競合車と比べても中低速域のトルクに優れたエンジンとしてミニバンにふさわしい走りを実現する。
ただ、ATが4速というのはちょっと残念なところ。今ではミニバンにも5速や6速のATが採用される時代だけに、プレサージュの2.5L車はやや置いて行かれた感じだ。3.5L車には無段変速のCVTが組み合わされるし、同じ日産のセレナには2.0LエンジンとCVTの組み合わせがあるのだから、プレサージュの2.5L車が4速ATでなくても良いように思う。
3.5L車は大排気量がもたらすトルクと滑らかなCVTとの組み合わせによって、余裕のクルージングが楽しめる。
ミニバンらしく柔らかめの足回り
足回りはどちらも柔らかめのチューニングで、乗り心地に関しては文句のなレベルにある。山道を積極的に走ろうとするようなシーンではロールの出方がやや急な印象も受けたが、そうした走りをするタイプのクルマでないことも確かだ。
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オススメは2.5リッターのハイウェイスターだ!
お勧めグレードは250ハイウェースター。価格的にはやや高くなるが、エアロパーツをまとった外観だけでなく、快適装備の充実度も高いのが魅力。3.5L車は価格が高くなりすぎるのでお勧めしにくい。
代表グレード
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250ハイウェイスター
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ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
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4865×1825×1685mm
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車両重量[kg]
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1730kg
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総排気量[cc]
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2488cc
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最高出力[ps(kw)/rpm]
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163ps(119kw)/5200rpm
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最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
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25.0kg・m(245N・m)/3600rpm
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ミッション
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4AT
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10・15モード燃焼[km/l]
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11.0km/l
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定員[人]
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8人
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税込価格[万円]
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268.8万円
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発売日
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2006/05/29
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レポート
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松下 宏
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写真
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和田清志
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プレサージュのカタログ情報
- 平成15年7月(2003年7月)〜平成21年8月(2009年8月)
- 新車時価格
- 213.0万円〜366.5万円
プレサージュの在庫が現在1件あります
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