ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム

アグレッシブなオオカミをイメージした「シルバーウルフ」をキーワードにしたというエクステリアデザイン。スポーツクーペのような躍動感を見事に表現している。

ホンダ ストリーム

走りの良さを感じさせる軽快な印象のリヤビュー。上下、左右ともに絞り込んだ形状で、ワイド感を強調することに成功している。

ホンダ ストリーム

スポーティさと機能性を両立させたインテリア。フロントピラー後方のサブピラーを廃し、視界の良さを追求している。メーターは文字サイズを大きくし、とても見やすいデザインだ。

ホンダ ストリーム

インパネシフトを採用し、スムーズな操作を実現した。エアコンやオーディオのスイッチ類も機能性を重視した配置で、運転中の操作も簡単に行なえる。

ホンダ ストリーム

独自の低床化技術により、余裕のある空間を実現した。全高は初代に比べて45mm低められたが、ヘッドクリアランスは十分に確保されている。

ホンダ ストリーム

フロアは徹底的にフラットさを追求している。さらに燃料タンクの薄型化により3列目の足元スペースを拡大させ、3列目の居住性は大幅にアップしている。

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ラゲッジには左右分割式のリッド付き収納を装備する。また2/3列目ともに分割可倒式シートを採用し、乗車人数や荷物の量に応じてフレキシブルに対応できる。

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RSZは専用のメッシュグリルやフォグランプ、そして専用エアロバンパーなどを装備し、よりスポーティなイメージを強調している。

躍動感あるフォルムでスポーティさを演出!

 ホンダのストリームが満を持して2代目へと進化した。元々走りの良さでは定評のあるストリームだが、新型ではホンダ独自の低床プラットフォームを採用して、さらにリニアなハンドリングを目指したという。

 まず注目したいのは全高が低く、躍動感のあるスポーティなエクステリアだ。前後ともスタイリッシュなエアロバンパーを装備し、安定感のあるフォルムを実現している。またリヤビューは上下、左右ともに絞り込んだデザインを採用した三次元形状を採用。これにより、ワイドで躍動感を感じさせてくれるのがとても印象に残る。

 ボディサイズは初代と同様、5ナンバー枠に収めて日常の使い勝手の良さを追求している。さらに各部の剛性アップによりフロントのサブピラーを廃止することに成功。そのため、運転席からの視界の良さはこの手のミニバンとしてはトップレベルといっていい。ライバルのウィッシュの上を行く走りと、使い勝手の良さを実現した5ナンバーミニバンだ。

質感を追求した居心地のいいインテリア

 新型ストリームは低全高ながら、7人が余裕を持って快適に移動できる空間を追求している。そのためホイールベースは初代ストリームに比べて20mm延長したほか、ペダルレイアウトにも改良を加え、2/3列目のタンデムディスタンスを30mm延長することに成功している。さらに3列目フロアは薄型燃料タンクの採用やフロア断面形状の見直しなどにより、足元スペースが大幅に拡大されているのも見逃せないポイントといえる。

 インパネは各部の操作スイッチをドライバー側に向けることで、使いやすさを追求。内部構造もコンパクト化することで、足元のスペースにゆとりを待たせている。また内装色はベージュとシックブラウンに加えて、ブラック(RSZ専用)を用意。落ち着いた雰囲気の配色や素材選びによってモダンな上質感を演出することに成功しているのはさすがだ。

 シートも滑りにくいスウェード調トリコットと通気性の良いダブルラッセルを使い分けることで、機能性も考慮した。どの席もサイズがタップリしているので、長距離でも快適に移動できるだろう。さらに2/3列目ともにシートの収納はレバーを引くだけのワンタッチ操作なので、必要に応じて気軽にシートアレンジを行なえる使い勝手の良さも魅力的なポイントだ。もちろん各部の小物入れも充実しているので、どのような使い方にもマッチする頼もしささえ感じさせてくれる。

ホンダらしい走りへのこだわり

 新型ストリームのグレード展開はエクステリアによってふたつに分けられる。ひとつはスタンダードな標準仕様と、スポーティなRSZのふたつだ。RSZは初代のアブソルートにあたるグレードで、スポーティなルックスと走りを意識したのが最大の特徴だ。専用のバンパーやグリル、そして17インチホイールなど、スポーティなイメージをより際だたせている。

エンジンは1.8リッターと2リッターの2タイプを設定。組み合わされるミッションは2リッターのFFがCVTで、それ以外では5速ATとなる。またRSZはスポーティな走りにも対応してくれるパドルシフト操作が可能なマニュアルモード付きのものを採用している。

 サスペンションは優れたハンドリングとフラットな乗り心地を実現するため、フロントはストラット、リヤはダブルウィッシュボーンを採用した。さらにプリクラッシュシステムや車速と車間を最適に制御するIHCCなどもオプションで用意し、安全性とドライバーの負担が少ない快適性も手に入れている。5ナンバーサイズのミニバン市場は競争熾烈なカテゴリーだが、新型ストリームはライバルの上を行く走りの良さと使い勝手を身につけることに成功した。これによりホンダファン以外からも支持を獲得するのは間違いないだろう。

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代表グレード
1.8X
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4570×1695×1545mm
車両重量[kg]
1350kg
総排気量[cc]
1799cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
140ps(103kw)/6300rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.7kg-m(174N・m)/4300rpm
ミッション
5速AT
10・15モード燃焼[km/l]
14.8km/l
定員[人]
7人
税込価格[万円]
180.6万円
発売日
2006年7月14日
レポート
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写真
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