6気筒や丸テール、赤バッヂなど、ハコスカに継承されたディテールは数多い。もちろんサーキットでも好成績を収めた。 |
レースのために、ボディを伸ばして6気筒を搭載スカイラインを生み出したのは、日産に吸収されて消滅したプリンス自動車。プリンス製最後となったのが、1963年に登場した2代目だ。当時のプリンス自動車は日本GPを中心にレース活動にも力を入れていたことから、当然2代目スカイラインも参戦することなったのだが、6気筒である名機G7型エンジンを搭載するために急遽ボディを溶接して延長したのは有名。その後、シングルキャブのGT-Aとウェーバーを3連装したGT-Bに分かれ、日本屈指のGTとしての名を確立していく。
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