写真では大きく見えるかもしれないが、全長4175mm/全幅1600mmとじつにコンパクト。 日本車の6気筒としては初となるDOHCユニット。現在でもトヨタのエンジンを製造するヤマハが開発・製造を担当した。 ![]() |
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流麗なスタイルなど、日本屈指のビンテージカー1967年に登場したのが、トヨタ2000GTだ。日本車初のリトラクタブルライトを採用した流麗なフォルムなど、その名前を知らない人はいないだろう。トヨタとヤマハの共同開発によって生み出された(そもそもはヤマハの企画で、日産に話が持ち込まれたのだが)直列6気筒は、3連キャブの装着などにより、2リッターから150馬力を発生。インテリアに目を移しても、楽器の技術を流用した豪華なウッドパネルなど、じつに贅沢な仕上がりで見る者の心を捉えて離さない。日本車初のボンドカー(しかもオープン)や速度記録チャレンジにおいて、3つの世界記録を達成するなど、プロフィールはじつに華やかだ。
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