正規ディーラーの財務強化と改善を目指して

BMWジャパン、阿部昇専務取締役をディーラー開発本部長に任命

 ビー・エム・ダブリューは、2006年7月1日付けで、同社の専務取締役 ファイナンス&IT本部長である阿部昇氏を、専務取締役 ディーラー開発本部長に就任すると発表した。これと同時に、現在営業本部の中にあるディーラー開発ディビジョンは、営業を離れ、社長直轄の独立部門となる。

 今回の人事及び組織変更は、正規ディーラー・ネットワーク強化戦略の一環として行われるもの。阿部昇氏の後任には、現BMW US Capital社長のマーティン・ネレン氏が、2006年7月1日付けでファイナンス&IT本部長に就任する。

 阿部昇氏は、1993年に管理本部長に任命され、財務部門の最高責任者を務めてきた。新職務においては、人材管理から、経営改善、財務計画及び管理等まで幅広い分野にわたり、ディーラーに対して総合的に助言を行うとのこと。また、ビー・エム・ダブリューでは、ディーラー開発本部を一新して、独立部門として発足させることにより、正規ディーラーに対して、より充実した支援体制を提供する考えとしている。