アウディ RS 4アバント

高性能モデルを一挙に導入し、今年後半の販売に期待

 アウディ ジャパンは、新型ハイパフォーマンスモデル「RS 4」「S6」「S8」を発表、「RS4」は6月28日より全国のアウディ正規ディーラーネットワークを通じて発売開始、「S6」「S8」は、同日より受注開始し10月よりデリバリーが開始される予定。

 RS 4/RS 4アバントは、アウディの最重要モデル「A 4」の最もスポーツ性能が高いモデルで、4.2リッターV型8気筒FSIエンジンを搭載する。このV8 FSIエンジンは、アウディが始めて市販モデルに導入する高回転型エンジンユニットで、最高出力は420ps、最大トルクは430N・m/5,500rpmを発揮、さらに、2,250〜7,600rpmの幅広い回転域で最大トルクの90%を常時発生する。
 主な標準装備は、最新世代クワトロ・フルタイム4WDシステム、DRC(ダイナミック ライド コントロール)スポーツサスペンション、RS 4専用フロント&リヤバンパー、リヤスポイラー、19インチの7アーム ダブルスポークスポークアルミホイール、アダプティブ ヘッドライトなど。また、インテリアには、RS 4専用スポーツステアリングやバケットシートが装備されている。
 価格は、RS 4が990万円、RS 4アバントは1,008万円。RS 4、RS 4アバントともに右/左ハンドル仕様が用意されている。

アウディ S6

 S6/S6 アバントは、新型5.2リッターV型10気筒FSIエンジンが搭載される。このエンジンは、新型アウディS8に搭載されるユニットとほぼ同じもので、S6用にチューニングされている。最高出力は435ps/6,800rpm、540N・m/3,000-4,000rpmで、6速ティプトロニックオートマチックトランスミッションが組み合わされる。
 主な標準装備は、最新世代クワトロ・フルタイム4WDシステム、S6専用スポーツサスペンション、19インチの5アーム ウイング デザイン アルミホイール、18インチ大径ブレーキシステム、アダプティブ ヘッドライト、バンパー下部のLEDポジショニングランプ、リヤビューカメラ付APS(アウディ パーキング システム)、MIMI(マルチメディア インターフェイス)など。また、インテリアには、S6専用スポーツシート(ヘッドレスト一体型)などが装備されている。
 価格は、S6が1,245万円、S6 アバントは1,271万円。S6、S6 アバントともに右/左ハンドル仕様が用意されている。

アウディ S8

 S8は、アウディ初の10気筒エンジンを採用したモデル。搭載されるのは、アウディ グループ ブランドのランボルギーニ ガヤルドで得られた技術的ノウハウを活用した5.2リッターV型10気筒FSIエンジンで、最高出力450ps/7,000rpm、最大トルク540N・m/2,300rpmを発揮する。
 主な標準装備は、最新世代クワトロ・フルタイム4WDシステム、S8専用設定スポーツ アダプティブ エアサスペンション、20インチのSスタイリング アルミホイール、アダプティブ ヘッドライト、アダプティブ クルーズ コントロール、リヤビューカメラ付きAPS、MIMIなど。また、インテリアには、S8専用カラーリングスポーツシートや、最新サウンドシステム B&O アドバンスド サウンド システムが標準装備されている。さらに、オプションとして、軽量かつ熱による制動力低下の影響を受けにくい「セラミックブレーキ」が設定される。
 価格は、1,460万円。右/左ハンドル仕様が用意されている。