精神注入で、目指すは完走だ!
いよいよラリーである! といってもサービスに居る私は、どうなってるのか全然ワカラン! そこでコ・ドラの新美に状況を解説させます。ちなみに今回ラリーカーの整備を全て日本でやってきたため、1回目のサービス(20分)はアキに対する精神の注入がメインである。すなわち「アクセル、踏むんじゃね〜ぞ!」「最初のSSでリタイアしたらラリーの才能ないから辞めた方がいい!」みたいなことであります。とにかく完走しないとタイまで来た意味ありません。
緊張の瞬間・・・のはずなのになぜか皆で並んで立ちション!?
「セレモニアルスタートで畑野君のコメントが大ウケし、気を良くしたまま最初のサービスへ。ここでラリーカーの最終チェックを行い、時間通りサービスアウトしてSS1に向かう。指定された時間までタイムコントロール前で待ち、1分前になったらタイムコントロールを通過。面白いのが、皆さん待っている間に軒並み立ちションをしていること。タイは暑いから水分補給は必須だし、でもトイレ休憩なんて設けられていない。仕方がないですよね(笑)。オトコであることの便利さを発揮しておりました! キモチ晴れ晴れであります。タイムコントロールからチェックポイントまでクルマを移動。時間ちょうどにタイムカードを渡して時間を書き込んでもらう。タイムカード受け取ったらスタート地点まで行き、ヘルメットをつけたりシートベルトをしたりとアタフタ。いかんせん勝手が分かっていないから、本当に焦りながらも何とかSS1スタート!」
WRCファンでも案外知られていないのがラリーの”進行”。けっこう複雑なのだ。早着は1秒。遅着も1分からペナルティの対象になってしまう。アキと新美は泥縄仕込みだったけれど何とか理解出来ていたようで一安心であります。
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