日野 セレガ 平成27年度 燃費基準達成車

 日野は、大型観光バス「日野 セレガ」のスーパーハイデッカ/ハイデッカシリーズを重量車の「平成27年度燃費基準」達成車として6月21日より発売開始した。

 「日野 セレガ」のスーパーハイデッカ/ハイデッカシリーズは、高い燃費性能によりCO2の排出量を低減すると同時に、クリーンディーゼルシステム「DPR」によりPMの排出量を大幅に抑制した低公害性能も有している。これにより、「燃費基準」達成と平成17年排出ガス規制値比 PM 10%低減の「低排出ガス重量車」に適合し、低燃費および低公害を両立した車両として自動車取得税率が2%軽減される。

 重量車の「燃費基準」は、省エネや地球温暖化対策として、経済産業省および国土交通省が制定し、本年4月1日より適用が開始された。新型「日野 セレガ」は、低燃費エンジンコンセプトに基づき開発された直列6気筒ターボインタークーラー付きディーゼルエンジン「E13C」の新規採用による優れた燃費性能と日野独自の「DPR」による低公害性能を両立、今回、同燃費基準の制定にともない改めて“燃費基準 達成車”および“新長期排出ガス規制値に対してPM10%低減を達成した低排出ガス重量車”として認可を取得している。

 価格は、スーパーハイデッカが4,272万4,500円、ハイデッカの一般観光仕様が3,616万2,000万円、トイレ付都市間路線が3,850万4,550円。