ホンダ 新型 ストリーム 発表会レポート!

【特集】  written by CORISM編集部 (2006.07.13)

7月14日、新高輪プリンスホテルにて、ホンダ 新型 ストリームの発表会が行なわれました。受付から会場、演出まで全てにおいて気合を感じる発表会でした。 >> 記事全文を読む


スポーティな走りに磨きをかけた! 新型ストリーム登場

【新車情報】 (2006.07.13)

ホンダお得意の低床プラットフォームを採用し、スポーティな走りに磨きをかけたストリームが2代目へと進化した。日常での使い勝手の良さもアップし、ライバルに大きく差を付けることに成功した! >> 記事全文を読む


【新型ストリーム購入ガイド】新型ホンダストリームはこう選べ!

【特集】  written by 岡島裕二 (2006.07.13)

いよいよデビューしたホンダ 新型ストリームの選び方を速報! 秘伝のグレード選びを達人岡島がレポートする! >> 記事全文を読む


ホンダ 新型ストリーム フルモデルチェンジ、満を持して登場!!

【新車情報】 (2006.07.13)

ホンダは、2代目となる新型ストリームを2006年7月14日、全国のホンダ四輪販売店から発売を開始する。 >> 記事全文を読む


発売直前! 新型ストリームの詳細情報!!!

【CHECK&TRY】  written by 大岡 智彦 (2006.07.05)

発売直前、新型ストリームの事前情報をキャッチ! エンジンは2タイプ、グレードも2タイプとシンプルな構成。その詳細をレポート! >> 記事全文を読む


【フォトライブラリー】もうすぐデビュー!ホンダ 新型 ストリーム プロトタイプ 画像集

【新車情報】 (2006.06.26)

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ホンダ ストリーム

★新しいストリームに初対面!

 小型ミニバンのストリームは、間もなく次期モデルがデビューする予定だが、その最終段階の試作車(プロトタイプ車)に試乗した。試作車といっても最終段階のものだから、市販モデルに限りなく近いものと思っても良いくらいの仕上がりだった。

エクステリア、インテリア、いずれもスポーティ

 目の前でヴェールをはがされた次期ストリームは、いかにも精悍な印象の外観デザインを採用していた。このデザイン作りに当たってはシルバー・ウルフをイメージしたというが、横から見るとそれが良く分かる。

 前から見た印象はミニオデッセイを思わせるもの。ワイド&ローのイメージとグリル回りの形状は、遠くから向かってくるのを見るとオデッセイと見分けがつかないかも知れないほどだ。意図してホンダのミニバンの顔を作っているのだろう。バリエーションは標準系とRS-Z系とがあり、スポーティなRS-Z系には専用のスポーティな外観が用意されていた。

 インテリアデザインはシビック系を連想させるもので全体にスポーティな印象が強い。エモーショナル・スポーツ・コクピットがコンセプトで、RS-Zには特にスポーティな仕様が用意されている。

 ホンダならではの低床プラットホームを採用した低全高パッケージもホンダのミニバンに共通ものだ。ボディサイズは基本的に5ナンバーサイズを継承した。全高は抑えながらも全幅は同じ数値、全長は20mmほど長くなったが、ホイールベースを延長することで室内長は55mmも長くなっているという。

ホンダ ストリーム
フロントマスクはオデッセイに似たイメージ。特にグリルからは共通のデザインアイデンティティを感じる。ただヘッドライトのデザインはストリーム独特のものだ。
ホンダ ストリーム
低床フロアを生かした、低く流れるようなシルエットをもつサイドビュー。スポーティで軽快な若々しさを漂わせる。
ホンダ ストリーム
リアスタイルはシンプルな造形で、すっきりした印象。そしてかなりワイドに感じさせ、迫力ある雰囲気を実現。
ホンダ ストリーム
スポーティグレード "RS-Z" だけに、スポーツカー顔負けの佇まいだ。"走れます" と体全体で主張しているように感じる。
ホンダ ストリーム
ボリューム感のあるボディは、スポーティさだけでなくミニバンならではの楽しいイメージも与えてくれる。これ一台でいろいろとこなせそうだ。

さらに "走れる" ミニバンへ、エンジンを一新!

 搭載されるパワートレーンは一新されて、シビックと同じ新世代の高効率1.8L+電子制御5速ATと新開発2.0L+7速MTモード付きCVT。従来のモデルでは2.0Lは直噴仕様だったが、今回のモデルでは通常のポート噴射になっていた。デキの良い新開発2.0Lができたことと、燃費や実用性などを重視した選択とみられる。

 1.8Lはシビックと同じなら103kW(140ps)の実力で、それから考えても2.0Lは110kW(150ps)級の実力を発揮するはずだ。排気ガス性能も★★★★の75%低減レベルを実現するとともに、燃費性能も基準値+10%を達成するとのこと。グリーン税制の適用が受けられることになる。

 北海道は鷹栖町にあるホンダのテストコースでワインディングロードから高速周回路、欧州の郊外路を模したユーロロードなどを試乗した印象は、最初に乗った1.8Lでも十分にパワフルな実力を備えているということだ。ミニバンボディである分だけシビックに比べて重いはずなのに、それを感じさせない動力性能で、ワインディングロードも軽快に駆け抜けていくことができた。

 2.0Lエンジンのほうは一段とパワフルというよりトルク感にあふれた走りが特徴で、CVTによる滑らかな変速と合わせてこちらも気持ちの良い走りが可能。ステアリングコラムに設けられたパドルを使ってのシフトチェンジも可能だが、パドルの大きさがやや小さく、ステアリングと一緒に移動するため、ユーロロードを走るときなど、操作しようとした指が空振りしてしまうことがあった。これは慣れの問題もあるので、オーナーになれば問題にならないかも知れない。

またまたトヨタとは違う個性を見せてきた

 従来のモデルでもそうだったように、トヨタのウィッシュがファミリーユーザーを意識したクルマ作りや走りを実現するのに対し、ストリームはスポーティな性格の強いクルマに仕上げられている。

 エンジンの特性にもそうした傾向がはっきり出ているほか、足回りのチューニングなどには明確な違いがある。硬めの足回りを採用したストリームはスポーティで走るのが楽しくなるクルマである。

 従来のモデルでは後から登場したウィッシュに売り負けた一面もあったが、ホンダ関係者によると、今回のストリームは低全高パッケージにしても、走りにしても、ウィッシュの追従を許さないものとしたとのことだった。

ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム
ホンダ ストリーム

*上記試乗車はプロトタイプとなります。実際に発売される車両と異なる場合がありますのでご注意下さい。
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