
今月27日に一線を退き相談役に就任する竹中恭二社長が冒頭挨拶。今回が社長として最後の発表会だ。後任社長には森郁夫専務執行役員(スバル海外営業本部長)が就任。 この手の軽自動車ではお約束の、ちょいワルモデル。ステラにも「ステラカスタム」というネーミングでラインアップされる。ターボエンジン搭載はこちら。 実用的な居住空間を確保するスクエアなボディスタイル。面構成はシンプルではあるがクリーンで好感がもてる。 ドアは前後とも90度近くまで大きく開く。お年寄りや子供の乗り降り、荷物の出し入れにも便利なはずだ。 「左右独立ロングスライドリヤシート」と「助手席マルチユーティリティシート」の合わせ技で、後席の子供とコミュニケーションがとりやすくなる。 ベビーカーをタテに積める高さがあるという。小さい子供のいる家族にはありがたい。背もたれを前に倒せばラゲッジスペースはさらに拡大。 フロントシートはベンチタイプで中央には小物入れ付きアームレストを備える。リヤシートは200mmのロングスライドが左右それぞれに可能だ。 エンジンは全車4気筒。新設計CVTの搭載もあり、軽自動車トップレベルの22.5km/l(2WD・NA)を達成している。 ![]() |
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最多販のトールワゴン市場に参戦 好調の軽自動車のマーケットにあって、やや苦戦を強いられているのがスバル。既存のラインアップ(R1やR2といったモデル)が居住性よりもスタイルを優先したパッケージングを採用しており、現在の軽自動車の主流を占める容積重視のトールワゴン、つまりスズキ ワゴンRやダイハツ ムーヴといったライバルに水を空けられてしまっている現実がある。 テーマは「楽しい関係空間」 ステラの特徴は、小さな子供のいる女性(母親)をメインターゲットにしていること。「楽しい関係空間」をテーマに、ハンドルを握る母親と後席の子供とのコミュニケーションを容易にする「左右独立ロングスライドリヤシート」や、前に倒すとシートバック(背もたれ)の背面がテーブルとして使える「助手席マルチユーティリティシート」を採用するなど、子供をもつ女性のハートを射止めそうな装備を数多く盛り込んでいる。 スバルらしい基本性能へのこだわり グレード展開はエクステリアで大きく分けられる。ひとつはスタンダードな「標準仕様」と、裏バージョン的な「カスタム」のふたつだ。エンジンは全車4気筒で自然吸気とターボがある。自然吸気は標準仕様/カスタムともに選べるが、ターボはカスタムのみに設定。トランスミッションは全車新開発となる無段変速のi-CVT。巡航時のエンジン回転数を低く抑えたi-CVTの搭載と振動特性に優れる4気筒エンジンとの組み合わせにより、静粛性の高さは軽自動車トップレベルだという。4輪独立懸架サスペンションを採用して乗り心地を追求するなど、基本性能に妥協しない姿勢はいかにもスバルらしい。らしい、といえば全グレードでAWD(4WD)が選べるのも特徴的。 スバル ステラ関連記事
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ステラのカタログ情報
- 現行モデル
- 平成26年12月(2014年12月)〜現在
- 新車時価格
- 111.2万円〜178.2万円
ステラの在庫が現在26件あります
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