話題のオープンモデルがドイツで発売開始!
06年中には日本デビューも
![]() |
フォルクスワーゲン(以下VW)は、同社初のカブリオレクーペ『Eos(イオス)』を06年5月19日にドイツで発売開始した。Eosとはギリシャ神話に出る暁(あかつき)の女神で、毎朝深い海の底から馬車に乗って日の光を届けたという伝説があるのだとか。まさにオープンカーに相応しいネーミングだ。
![]() |
さてこのVW Eosは先々代ゴルフをベースにした人気モデル「ゴルフカブリオレ」の「実質的な」後継モデルであるが、『ゴルフ』名を名乗らないことからも分かるように全くの新たなモデルとして登場している。
同じ4シーターオープンでありながらゴルフカブリオレがハッチバックモデルをベースにしたのに対し、VW Eosは独立したトランクスペースを持つ全く新しいクーペスタイルを取っている。
![]() |
しかも格納式のハードトップ「CSCルーフ」を装備し、オープンとクーペの2種類のボディタイプを味わえるようになっているのがVW Eosの何よりの大きな特長だ。幌型に対し耐候性能の高さを持つことから、四季を通じて気候の変化が激しい日本でも歓迎されることだろう。さらに5分割ルーフとすることで他社のライバル車(プジョー 307CCやルノー メガーヌグラスルーフカブリオレ)に比べて短いAピラーとすることが出来たため、乗降性や開放感の高さも確保出来たようだ。さらに驚くことに、クーペ時には分割ルーフの一部がチルト式ガラススライディングルーフの機能を持つという凝り様。
エレガントなクーペスタイル
![]() |
VWの現市販車では唯一のクーペスタイルであるがゆえの、エレガントなスタイリングも目新しい。ボディサイズは4410x1440x1790mm(全長x全高x全幅)。同社のセダンモデル「ジェッタ」に比べ全幅はほぼ同様ないっぽうで、全長は約150mm短い。エンジンバリエーションは直4 1.6リッターFSIからV6 3.2リッターまでのガソリンエンジン4種と2.0リッターTDIディーゼルエンジンの計5種(※欧州仕様)となっている。
VW Eosはコレ1台でいくつものスタイルに変化できるとてもオイシイクルマだ。駐車場事情ゆえ複数台数を所有することが難しい都会のユーザーにも人気を集めることだろう。VWグループジャパンによれば今のところエンジンタイプや価格等の詳細については未定だが、日本導入も年内には予定しているという。期待して待ちたい。
|
![]() |
|
![]() |
|
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
|
4410X1440X1790mm(欧州仕様)
|
---|---|
定員[人]
|
4人
|
税込価格[万円]
|
未定
|
発売時期
|
未定(06年中予定)
|
レポート
|
CORISM編集部
|
写真/取材協力
|
VWグループジャパン
|
フォルクスワーゲン(VW)関連記事
![]() |
![]() |
フォルクスワーゲン 新型カブリオレクーペ「Eos(イオス)」登場!
【新車情報】 (2006.10.25)
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、フォルクスワーゲンとしては初の電動リトラクタブルハードトップをもつ全天候型のカブリオレクーペ「イオス」を10月31日より全国のフォルクスワーゲン正規ディーラーにて発売開始すると発表した。 >> 記事全文を読む |
|
||
![]() |
![]() |
フォルクスワーゲン 新型カブリオレクーペ「Eos (イオス)」待望の日本販売開始!
【新車情報】 (2006.08.29)
フォルクスワーゲン グループ ジャパンは、新しいカブリオレクーペ「イオス」を10月31日より日本で発売を開始すると発表した。 >> 記事全文を読む |
|
||
![]() |
![]() |
05フランクフルト・モーターショーレポート! フォルクスワーゲン エオス
【新車情報】 (2005.10.18)
ギリシャ神話に登場する曙の神に由来する車名がつけられたVWの4シーター・クーペカブリオレ、エオス。 >> 記事全文を読む |
|