スバル アウトバック
スバル アウトバック

前期モデルに比べ、よりアウトドアの匂いが濃厚なスタイリングとなった。フロントグリル形状も変更され、どこでも入っていけそうな "たくましさ" を感じる。

スバル アウトバック

ツーリングワゴンの変更と同様で、リアスタイルの主な変更点はテールランプ程度にとどまる。メッキモールを追加したりしていて車格感をアップさせている。

スバル アウトバック

リアスタイル変更の中心であるコンビネーションランプは、クリアタイプのウィンカーレンズを採用すると共に、テールランプ内部に円形の放射状に光るリフレクターを採用し、質感を向上させている。

スバル アウトバック

全車アウトバック専用デザインの17インチアルミホイール&215/55R17タイアが装着される。またホイールの塗装は "L.L.Bean EDITION" のみガンメタリック塗装となり、その他はハイラスター塗装だ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

アウトバックの歴史

 グランドワゴン、ランカスター、アウトバックとモデルを重ねるごとに名前も変更してきたのがレガシィベースのSUVであるアウトバック。ワゴンの使い勝手とSUVの走破性を両立させたクルマだ。
 アメリカ市場で非常に好調な売れ行きを示したことから、ボルボがクロスカントリーを出し、アウディがオールロードクワトロを出すというように、世界の有力メーカー各社がアウトバックに追従するモデルを出してきた歴史がある。ステーションワゴンに由来するSUVとしては本家ともいえるクルマだ。

マイナーチェンジでこう変わった!

 今回のマイナーチェンジでアウトバックはより個性的なデザインが与えられた。従来から躍動感のあるアウトバックらしいデザインとされていたが、今回のモデルでは横基調のフロントグリルを採用し、ツーリングワゴン/B4との違いを際立たせている。
 リヤはコンビランプ、バックランプ、リヤフォグランプをメッキモールでつなぎ、ワゴンボディらしいワイド感や品質感が強調されている。

代表グレード
LLビーンエディション
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4730×1770×1545
車両重量[kg]
1440
総排気量[cc]
2457
最高出力[ps(kw)/rpm]
177(130)/6000
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
23.4(229)/4400
ミッション
4AT
10・15モード燃焼[km/l]
13.0
定員[人]
5
税込価格[万円]
294
発売日
2006.5.24
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
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