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- マイナーチェンジとは言え、煮詰めは真剣
- "SI-DRIVE" を中心とした変更点
- 基本的しっかりのパッケージングは健在
マイナーチェンジとは言え、煮詰めは真剣
インテリア回りのデザインはツーリングワゴンやアウトバックと同様の変更を受けている。今回はマイナーチェンジなので基本的な造形には手が加えれていないが、細かな部分で多くの改良を加えているのはレガシィらしいところ。マイナーチェンジとはいえ真剣なのだ。
"SI-DRIVE" を中心とした変更点
ダッシュボードの中央部分にはメタル調のパネルが採用され、ここでも航空機の翼をモチーフとしたデザインが採用された。さらにSI-DRIVEのコントローラーがセンターコンソール部分に設けられたのが大きな変更点。手を置いた操作しやすい位置に配置された回転式のコントローラーは、3種類のモードがいずれもワンタッチで選択できる仕組みだ。
またドライバーが常時目にするインパネについては、マルチインフォメーションディスプレーがSI-DRIVEの機能表示も含めて新しいもの変更されたほか、燃費向上につながるECOゲージやECOランプなどが設定された。
基本的しっかりのパッケージングは健在
居住空間やトランクスペースは基本的に変わっていないが、後席の空間はミドルセダンとして必要十分なものだし、AWD車でありながらトランク容量にも不満はない。

ブラック基調でシルバーのアクセントが効いたコックピットは、ドライバーのスポーツマインドを刺激する。

本格的なスポーツ性能を確保しながらもそこはセダン、十分なリアスペースを確保して、実用性も申し分ない。

写真は "spec.B" にのみ設定される6MTのシフトノブ。まるでスポーツカーのような雰囲気だ。

2.0GT系、3.0系モデルにのみ搭載される "SI-DRIVE" セレクターレバー。手元のスイッチ一つでクルマの性格を変えられる "魔法の装備" である。

グレードによって標準 or オプションで装着できる、蛍光管式 "エレクトロルミネセントメーター"。上質感をスポーティ感を両立している。

セダンの特権である "独立したトランクルーム" をもつ "レガシィB4"。ボディ剛性面で有利である。
代表グレード | GT スペックB |
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高) | 4635×1730×1435mm |
車両重量[kg] | 1480kg |
総排気量[cc] | 1994 |
最高出力[ps(kw)/rpm] | 260ps(191kw)/6000rpm |
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm] | 35.0kg-m(343N・m)/2000rpm |
ミッション | スポーツシフト E-5AT |
10・15モード燃焼[km/l] | 12.0km/l |
定員[人] | 5人 |
税込価格[万円] | 313.95万円 |
発売日 | 2006/5/24 |
レポート | 松下 宏 |
写真 | 佐藤 靖彦 |
レガシィのカタログ情報

- 平成5年10月(1993年10月)〜平成10年12月(1998年12月)
- 新車時価格
- 150.5万円〜279.8万円
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