駐車違反、したくてしてるわけじゃない!

 法律的にみて“違反は違反”というのも分からないではないが、駐車したいというニーズに対して駐車場の容量が足りない地区があるのも確かで、現状のように常時何万台ものクルマが駐車違反となっている状況は、法律の側にも問題がないとはいえない。
 まあ、そんな文句を言っても取り締まられたら反則点数を取られて反則金も払わなければならなくなるから注意が必要。短時間の駐車であっても近くの駐車場を探して駐車するように心がけたい。
現実の問題としても、ほかのクルマにとって迷惑な駐車が多いのは確かだし、停めたクルマによって生まれた死角のために交通事故が発生する事例も多いので、違法駐車は排除するのに越したことはない。

6月の民間委託スタート直後はどんな取り締まり方になるか?

 実際、どこまで厳しく運用されるかは、6月になって取り締まりが始まらないと分からないが、最初のうちは反応を見るために厳しく取り締まる例が多いかも知れない。特に注意が必要だ。
 6月以降、駐車違反の取り締まりを避けて駐車場にクルマを停めるドライバーが増えるとみて、最近では駐車場に関係する会社の株価が大きく上昇している。6月以降は駐車場会社に注目、というのが株式市場での見方のようだ。

●次回に続く・・・