プジョー 1007
プジョー 1007

遊び心満点で楽しいインテリア。それでいてデザイン&カラーリングもお洒落。大きなフロントグラスの影響で視界は良く、前方向への広がり感も抜群。爽快なドライブをいつも楽しめるだろう。

プジョー 1007

なんといってもフランス車のシートはすばらしい。このプジョー1007も例に漏れず、やわらかくて腰のある絶妙なシートを装着している。またサポート性も重視しているようで、ロールをしていても不安を感じずに運転できるのでは?

プジョー 1007

リアシートもコンパクトカーとは思えない異例の快適性を誇る。乗員4名と割り切ることで、一人一人が快適に移動できる環境を提供できている。ヘッドクリアランス、視界の良さ、開放感、どれをとってもトップレベルにある。

プジョー 1007

ユニークな「2トロニック」というトランスミッションを操作するのは、写真のとおりメッキの施された高品質なシフトノブ。小気味良いシフトフィールで活き活きと運転を楽しめるのでは?

プジョー 1007

シートアレンジの豊富さも「プジョー1007」のセールスポイント。リアシートを倒して広いラゲッジスペースを確保できるのは当然であるが、何より背が高く開口部が広いので、それこそ何でも飲み込んでしまいそうな勢い。実にフランスらしい発想でつくられており、その魅力はルノーカングーと双璧である。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

 プジョー1007は全高が1630mmとやや高めに設定されている。全長を3730mmと短めに抑えたコンパクトなボディながら、ひとクラス上の室内空間を確保したのは高めの全高が貢献している。
 運転席に乗り込むと、高めのシートポジションによって開けた視界が確保されており、運転のしやすさを感じさせる。前席のシートは張り出したサイドサポートによって横方向のホールド性もまずまずだ。後席に乗り込むときには前席のショルダー部分にある取ってを持って倒すだけ。簡単に乗り込むことができる。後席のシートは座面が前席よりも高く設定されていて、後方からの視界も良い。背が高い分だけヘッドクリアランスも十分だ。
 前後のシートは大きくスライドさせることができ、リクライニングさせたり折り畳んだりすることによって最大では1192Lという大きなラゲッジスペースを作ることができるほか、2mの長尺物を積むことも可能だ。
 グローブボックスやカップホルダーなど、各種の収納スペースは全部で15個所も用意される。日本のコンパクトカーを思わせるような豊富な収納スペースだ。

代表グレード
1.6
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3,730×1,710×1,630
車両重量[kg]
1,270
総排気量[cc]
1,587
最高出力[ps(kw)/rpm]
108(80)/5,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
15.0(147)/4,000
ミッション
5MT(2トロニック)
10・15モード燃焼[km/l]
定員[人]
4
税込価格[万円]
229
発売日
2006.1.30
レポート
松下 宏
写真
佐藤 靖彦
スタイル インテリア 走り&メカニズム