ハンコックタイヤ

2003年からGT用タイヤを開発

 今年から国内最高峰のレース、スーパーGTに新たにハンコックタイヤが参入。ハンコックタイヤは韓国最大のタイヤメーカーで、世界でも8番目の規模を誇る。

 昨年から、2003年GT300クラスチャンピオンの木下みつひろ選手が7回にわたって全国各地のサーキットでポルシェを使ってGT専用タイヤを開発、熟成を重ねて、今年のスーパーGT GT300クラスにポルシェ911GT3RSで参戦を決め、都内のホテルにて記者会見を行った。

戦闘力は十分。高まる期待!

 今回の参戦について木下みつひろ選手は、
「ハンコックタイヤのGT開発ドライバーに選ばれたことは非常に光栄です。今までの実績を生かし世界に通用するタイヤ開発を行っていきたい」と語った。
 
 また、ハンコックタイヤはスーパーGTに初参加ですが、ズバリ勝算は? という質問に対し、
「タイヤの仕上がりは、上々だと思います! 最終テストが鈴鹿でしたが、昨年ポルシェが予選で出したタイムより2秒近く短縮してますからね。今後もっとレベルアップすべく開発を行っていきます!」と熱く、力強く語った。

 国内のレースは、日本のタイヤメーカーが優勝を争っていましたが、レース界でも韓流ブームがくるのか今年のスーパーGTもますます目が離せなくなった。