日野 セレガ にハイデッカショートシリーズが追加発売

乗り心地も居住性もGood!

 日野自動車は、昨年15年ぶりのフルモデルチェンジを実施し、新長期排出ガス規制適合車として発売した大型観光バス「日野セレガ」に、全長9mクラスの「ハイデッカショート」シリーズを追加設定し、2006年2月20日より発売開始した。

 また、発売中の「スーパーハイデッカ」「ハイデッカ」シリーズに、“車いす対応のリフト付き仕様”や“夜間都市間高速バス仕様”などを追加設定し、同時に発売開始した。

 今回発売する「ハイデッカショート」シリーズは、「日野 セレガ スーパーハイデッカ/ハイデッカ」の基本的特長を受け継ぎながらも全長を9m以下のショートサイズと抑え、30人前後の中規模団体旅行用などに利用できる本格的観光バスとなっている。

 環境性能は、新開発 直列6気筒ディーゼルエンジン「J08E」をベースとした、クリーンディーゼルシステムの採用により、NOx(窒素酸化物)、PM(粒子状物質)が大幅に低減され、新長期排出ガス規制適合のクリーンなバスとなっている。

 さらに、新開発サスペンションとステアリングシステムの採用による“振動の従来車比約30%低減”や“直進安定性・旋回性能の向上”、新開発エンジン直結式フルオートエアコンによる“空調性能の向上”、通路段差をなくした“フルフラットフロアの実現”、乗車効率向上とサロンスペース創出を両立させた“スライドサロンシートの新提案”など、居住性、運転操作性に優れた快適空間での移動を可能にしたという。

 価格は、2,936万8,500円。