注目モデルのリセールバリュー診断
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。
プジョー 1007の魅力とは?
■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

1007は両側のドアがスライドドア、着せ替え可能なインテリア「Cameleo(カメレオ)」を採用したユニークなコンパクトカーだ。

スライドドアは、ドアを開けても左右でプラス183mm、ドアミラーよりもわずかに1cmほどしか外側にはみ出さない程度のスペースで乗り降りができる——狭い駐車場で隣の車を気にしながら恐る恐るドアを開閉しないで済むことが最大のメリット。 しかもリモコンか室内のスイッチでも開閉可能な電動式で、レディーファーストの国、フランスならではの女性に優しいクルマ造りがされている。

また、ミッションは自動5速2トロニックというギアボックスを装備し、走りの楽しさが味わえるのも特徴だ。クラッチペダルがないので、オートマ限定免許でも運転できるのは女性に嬉しい装備だ。
今回のクルマ
Specifications
グレード 1.6
ボディサイズ 3730×1710×1630mm
総排気量 1587cc
最高出力 108ps(80kw)/5800rpm
最大トルク 15.0kg-m(147N・m)/4000rpm
定員 4人
発売日 2006年3月4日
車両本体価格
車両本体価格
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リセールバリュー診断
新型車としてはやや低め、全体では平均的な数値である。
理由としては 第一に、最近のプジョーはフロントバンパーに大きな口を空け、ヘッドライトは流行りのつり目状。この1007もその手法が取り入れられているが、その大きな口故に多くのファンを集めにくいところである。ただし全体のフォルムなどは先進的なデザインでオシャレに仕上げられていることも挙げておこう。
そして第二に、販売店が少ないこと。
ヒュンダイほどではないが、メルセデス・ベンツやBMWなどドイツ系輸入車の販売店よりも数が少ないので、どこで購入できるかがユーザーにわかりにくく、購入を踏みとどまるケースがある。
とはいっても、全国のブルーライオン店は109店舗あるのだが…。
リセールバリューの値は平均的だが、走りを楽しめる上、女性に優しいクルマ造りはコンセプト的にオススメなクルマだ。
3年後のリセールバリューを差し引いた購入に必要な予算
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