注目モデルのリセールバリュー診断
自動車ユーザーへのアンケート調査や新車・中古車・買取価格の相場など、自動車市場を中心としたインターネットリサーチとリアルリサーチを活用し、調査報告を行う研究機関である。
【リセールバリュー】クルマを再び売る(リセール)時の価値(バリュー)のこと。新車で買ったクルマが3年後にどの程度の価値を持っているのかを数値化したもので、数値が高いほど次の乗換えまで価値の下落が少ない。クルマ選びの指標の1つ。
三菱 i (アイ)の魅力とは?
■本文&コメント/鈴木詳一(ガリバー自動車流通研究所)

三菱自動車が昨年のアウトランダーに続き送り出す新型車、i(アイ) が、1月24日に発売されました。

  i (アイ) は、2003年の東京モーターショーでコンセプトカーが発表され、東京モーターショー2005や東京オートサロン2006では、ほぼ(完全?)市販モデルが出展されていました。 リアミッドシップにエンジンを搭載し、室内長はクラストップレベルの広さを誇る、三菱が自信を持って送り出した軽自動車です。

デザインもユニークで好き嫌いはハッキリしそうですが、ライバルにはない雰囲気を持つモデル。パッケージも良くまとまっていて、内装の質感もナカナカ良好。
エンジンがリアミッドシップに搭載されたおかげで、重心が低く中心に寄っていることから、操縦安定性も良いはずです。

しかし、150万円前後と軽自動車にしては高価なため、「欲しい!」という人と、「欲しくない」 (買いたくない・買えない) という人の意見が分かれることが予想されます。
今回のクルマ
Specifications
ボディサイズ 3395×1475×1600mm
総排気量 659cc
最高出力 64ps(47kw)/6000rpm
最大トルク 9.6kg-m(94N・m)/3000rpm
10・15モード燃費 18.4l
定員 4人
発売日 2006年1月24日
車両本体価格
車両本体価格
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リセールバリュー診断
三菱 i (アイ) のリセールバリューは、なかなかいいようですね。Aランクです!
理由は、150万円と軽自動車にしては高額なため、ワゴンRやムーヴ程市場に出回りにくく値崩れしにくいことや、パッケージ的には150万円に値するものがおごられているため、人気も出やすい。
また、デザインも特徴があり、一定のファンを獲得しそうな雰囲気を持っているため、中古車となっても人気を獲得できるだろうという点から、高いリセールバリューとなりました。
街中で見かけるには少し時間がかかりますが、注目を集めるクルマであることは間違いない軽自動車ですので、予算さえ許すならお勧めのクルマとなりそうです。
3年後のリセールバリューを差し引いた購入に必要な予算
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