2005年パリダカ レース写真 日野レンジャー

 日野自動車株式会社は、世界で最も過酷といわれるパリ・ダカール・ラリー(通称パリダカ)2006年大会に、2台の中型トラック「日野レンジャー」で、16年連続完走を目指し参戦する。
 今回も、日野は、パリダカ「23年連続出場」「18年連続完走」の世界記録をいまだ更新し続ける菅原義正氏率いる「日野チームスガワラ」を全面支援し、参戦する。
 2台の「日野レンジャー」それぞれのドライバーは、2005年大会でカミオン部門総合2位、排気量10リッター未満クラスで優勝を果たした、菅原義正、照仁親子。

 2006年大会に向け、日野は、車両製作において技術支援を一層強化、レースに帯同し車両整備を行うメカニックも日野グループより4名派遣するなど、協業体制の充実化を図り、チーム名も「チームスガワラ」から「日野チームスガワラ」と一新した。

 日野は、1991年より日本のトラックメーカーとして初めてパリダカに参戦して以来、1年も欠かすことなく完走し続けてきた。世界で最も過酷といわれるラリーに、市販車をベースとした車両で参戦し完走し続けることで、世界のお客様に向けて日野の商品力、“挑戦し続ける”企業スピリットを実証し続けている。

 日野は、1997年にパリダカカミオン部門史上初の1位・2位・3位独占の快挙を果たして以来、再び世界の頂点を目指し、新生「日野チームスガワラ」として新たな一歩を踏み出す。

 尚、レース中(12月31日〜1月15日)は、日野の自社HPにて現地レポートを毎日掲載するとのこと。

◆2006年パリダカ大会概要
レース日程:2005年12月31日 スタート(ポルトガル・リスボン)
        2006年1月15日  ゴール(セネガル・ダカール)
通 過 国:ポルトガル・スペイン・モロッコ・モーリタニア・マリ・
        ギニア・セネガル(7カ国)
総走行距離:約9000km
出場台数 :二輪部門230台、四輪部門180台、カミオン部門75台、
        アシスタンスカー240台の合計725台。全搭乗者数1700名。