トヨタは11月25日、10月のトヨタ、ダイハツ及び日野の、生産・国内販売・輸出の実績を発表した。

 国内生産は、トヨタと日野が2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。一方、ダイハツは、0.1%だが前年同月実績を下回った。

 国内販売は、トヨタが13.8万台と前年同月実績を下回り、そのうちのレクサスブランド車の販売は2,985台となった。一方、ダイハツは2ヶ月振りに、日野は2ヶ月連続前年同月実績を上回った。ダイハツは、軽市場に占めるシェアを33.4%と、前年同月より0.7ポイント伸ばしている。

 輸出は、トヨタが北米・中南米向け等の増加にともない、3ヶ月連続で前年同月実績を上回るとともに10月としては過去最高となった。ダイハツは、欧州・中近東向け等が増加し、2ヶ月連続で前年同月実績を上回った。一方、日野は、アジア・北米向け等が減少したことにより、前年同月実績を下回っている。

 海外生産は、トヨタが、アジア・中南米等での生産が増加し、31.9万台と46ヶ月連続で前年同月実績を上回るとともに、10月としては過去最高となった。一方、ダイハツは、インドネシアでの生産が減少し、3.4千台と前年同月実績を下回った。