エリーゼに06年モデルが登場! ロータス エリーゼ
エリーゼに06年モデルが登場! ロータス エリーゼ

ライトウェイトスポーツの代名詞と言えばエリーゼである。

エリーゼに06年モデルが登場! ロータス エリーゼ

エリーゼ、なんと集中ドアロックが装備されていたりするのである。

エリーゼに06年モデルが登場! ロータス エリーゼ

搭載エンジンはトヨタ製のVVL-i。最高出力は192馬力。

ライトウェイトスポーツの真骨頂が快適に進化!

 イギリスを代表する自動車メーカー、ロータスの日本正規輸入元であるエルシーアイは去る10月14日に2006年モデルのエリーゼとエキシージを日本で発表した。
 2006年モデルのエリーゼとエキシージは快適性と安全性能を大幅にアップしているのが特徴。なんと、軽さが正義であると言ってもいいほどライトウェイトスポーツにこだわっていたロータスのクルマであるというのに、デュアルエアバッグ、トラクションコントロール、リミテッドスリップデフ、高級トリムが採用されるようになったのである。
 これは年々厳しくなる安全基準に対応するための施策であると同時に、世界規模での販売台数確保を狙ってのことといえよう。コーリン・チャプマンが作った小さな自動車会社も、今や世界25カ国、150以上のディーラーで販売されるほどに。そうなると、やはり各国の安全基準に適合したクルマ作りが必要になってくるのは必然である。

快適性を実現させたパッケージングと走りを優先させるパッケージングを用意

 安全性を追求していった06モデルのロータスでは、お買い求めしやすいようにツーリングパックとスポーツパックという2つのパッケージングが用意されているのである。
 ツーリングパックではパワーウインドウ、フルブラックレザーまたはアルカンタラ地インテリア、フルカーペットセット、高性能CDラジオプレイヤー、および遮音断熱材を装備。これだけでも、ロータスであることを考えればびっくりであるのに、さらにツーリングパックの装備に加え、高級インテリアトリム、運転席/助手席エアバッグ、レザーもしくはアルカンタラ地インテリアのカラーバリエーション、高性能レザーステアリングホイール、ダッシュボード取り付けフロントスピーカー、エンジンスタートボタン、小物トレイ、カップホルダー、レザーカバー付きサイドブレーキおよびシフトノブ、ロゴ入りフロアマットが用意されているのだ。
 と、ここまでは快適なロータスのお話。走りとしてのロータスを思いっきり味わいたいというヒト向けにはスポーツサスペンション(高精度ビルシュタイン製ダンパーおよび高剛性アイバッハ製スプリングを採用)、ツインオイルクーラー、トラクションコントロール、LSD(オプション)超軽量鍛造アロイホイールの各装備を備えたスポーツパックが用意されているのである。

 お買い得度が増した06モデルのロータスエリーゼ、価格は111Rツーリングの560万円(税別)からとなっている。

代表グレード
111R-Touring
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3800mm×1720mm×1130mm
車両重量[kg]
830kg
総排気量[cc]
1795cc
最高出力[ps(kw)/rpm]
122ps(90KW)/5600rpm
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.1kg-m(168Nm)/4500rpm
ミッション
5速MT
10・15モード燃焼[km/l]
未発表
定員[人]
2人
税込価格[万円]
588万円
発売日
2005年10月14日
レポート
神田卓哉(CORISM編集部)
写真
神田卓哉(CORISM編集部)
取材協力
エルシーアイ