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Look back on 1950's−1990's!!
1950's

Look back on 1950's−1990's!!

 第39回東京モーターショーでは、開催50周年を記念して、1950年代から90年代を代表する名車とともにその歴史を振り返る特別展示が行なわれています!

 1954年に日比谷公園で産声をあげたという東京モーターショー。その誕生の年、1950年代からスタートし、60年代、70年代、80年代、90年代と、その歴史の移り変わりを名車で見ていくこの展示は、その時代を知らない者が見ても楽しめる内容になっています!
 ここでは、その歴史を年代ごとにご紹介!

1950's

 世界初の人工衛星「スプートニク1号」が打ち上げられた。戦後の日本は、高度経済成長期を迎える。テレビの本放送がスタートや、東京のシンボル「東京タワー」が完成した年代でもある。

『ブルーバード1200スタンダード』

  1959年8月に発売された初代ブルーバード。 発売当初の名称は「ダットサン・ブルーバード」で、キャッチコピーは「幸せを運ぶ青い鳥」。テールランプの形状から、「柿の種」との愛称もあった。乗車定員は当初4名だったが、1959年10月に座席寸法を変更して5名となる。

『YA-1』

 ヤマハ発動機の第1号車。当時、黒一色で重厚なデザインが常識だった中、シンプルなフォルムとモダンな栗茶色で登場したYA-1は、「赤トンボ」の愛称で親しまれた。排気量125cc、最高出力5.6馬力、最大トルク0.96kgm。第3回富士登山レースではウルトラライト級で優勝、第1回浅間火山レースでは125ccクラスにおいて1位〜4位までを独占した。

『ダイハツ BEE』

 ダイハツが製造、1951年10月に発売した3輪乗用車「ダイハツ BEE」。 RR駆動で世界的にも珍しい3輪乗用車で、主に関西でタクシーとして使われていたという。あまり売れず、翌年製造が打ち切られ、わずかに20台しか製造されなかった幻のクルマ。

1950年代に流行したファッションも展示されている。

こちらは1950年代を象徴するアイテム。

前から見ても、横から見ても、とても個性的なカタチのダイハツ BEE。すごくかわいい!