東京モーターショー 速報 キャデラック BLS
東京モーターショー 速報 キャデラック BLS

日本にピッタリ合うのでは?一番小さなキャデラック!

日本にピッタリ合うのでは?一番小さなキャデラック!

 世界規模でのブランド戦略に意欲的なキャディラックが、欧州のみでリリースしている現地専売車がこの「BLS」だ。スタイリングはCTSよりひと回り小さい「ミッドクラス」の位置づけで、その実体はオペル・ベクトラのボディをキャディラック流にアレンジを施したもの。かつて北米版オメガとして存在した「キャディラック・カテラ」同様のコンセプトだ。だがフェイスやテールの意匠は現行キャディらしさを巧みにトレースされており、内装リビングもブランドに相応しいラグジュアリーな内容を身に付けている。パワートレインは2.0/2.8リッターガソリンターボに加え、1.9リッターのディーゼルも用意された欧州向けらしい設定だ。今回はあくまで参考出品だが、日本の市場でも大いに受け入れられるモデルといえるだろう。
(写真:塚原孝顕/リポート:金秀樹)