地球フレンドリー。それに対するBMWの回答はこれだ！世界最速（？）水素自動車参上！
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BMWが環境対策への技術アピールの一環として製作した、水素を動燃料とする試作自動車がこの「H2R」。パワーユニットは最高出力285馬力を発生する12気筒水素エンジンで、CD値0.21のカーボンアウターシェルとアルミスペースフレームによる超軽量かつ空力特性に優れた車体を組み合わせる。フランスのミラマスで行われた走行テストでは水素自動車で世界最速の300.175km/h、0〜100km/h加速も約6秒をマークし9つものFIA公式記録を塗り替えることに成功している。ガソリンと水素によるバイ・フューエルカーに多くの自動車メーカーが着目するなか、走りにベクトルを置いたこの偉業は同メーカーにとっての大いなる布石であるのはいうまでもない。
（写真：塚原孝顕/リポート：金秀樹）
