日本人がデザインしたクライスラーのコンセプトカー、あきの
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クライスラーの日本人デザイナー、土屋あきのがデザインしたコンセプトカー。助手席側のドアは観音開きの2枚ドアを採用し、開口部は広々。そのドアをガバッと開くと、クルマの中とは思えないインテリアが現れる。フロントシートはオフィスチェアを思わせるアームチェアを配置。リアには、見た目はまんまリビングのソファー。フロアは竹製のフローリングとカーペットの組み合わせで、ムード照明、燭台、後部座席のクッションなどを取り入れ、車内に家のリビングルームを再現した。また、乗員のプライバシーを考え、特殊コーティングされたリアのウィンドウは擦りガラス風に。こうした数々の演出によって、乗員は車内にいながら家でくつろいでいるような感覚を味わうことができるのだ。
（写真：小林康雄/リポート：井田幸弘）
