05フランクフルト・モーターショーレポート! プジョー 407クーペ

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05フランクフルト・モーターショーレポート! プジョー 407クーペ

05フランクフルト・モーターショーレポート! プジョー 407クーペ

05フランクフルト・モーターショーレポート! プジョー 407クーペ

 406クーペではイタリアのピニンファリーナにスタイリングデザインを依頼したプジョーだったが、新型の407クーペは自社のデザインセンターでクリエートした。話題性としてはやや乏しい感も否めないが、クーペはすでに発表されている407のセダンやワゴンとフラットフォームを共有化するものの、専用ボディを持ち、先代同様シリーズの中では差別化されているモデルといえよう。
 全長×全幅×全高はそれぞれ4815mm×1868mm×1400mmで、前後オーバーハングをセダンよりフロントで55mm、リヤで85mmも延長。クーペらしいダイナミックさとスポーティさを強調したデザインがその特徴だ。ドライビングポジションもセダンなどに比べシートを20mm低く、9mm後方に配置し、クーペらしいダイナミックでスポーティなイメージを各部で演出している。さらにサスペンションもまた専用設計とされ、車高はフロントで10mm、リヤで23mm低い。サブフレームなどにアルミ素材を使い、バンプストップもサルーンに比べ速く収束し、それでいてボディ剛性もシリーズの中でもっとも高いという。 
 エンジンランナップは160psの2.2L直4と210psの3L直6、205psの2.7Lコンモンレールディーゼルターボ。6速MTと6速ATを設定して、もし望むならポルシェのティプトロニックシステムを組み込むことも可能だとか。