次世代のデミオの姿の提案!?ともいえるコンセプトカーがマツダの颯爽（Sassou）だマツダはモーターショーで発表するコンセプトカーを、各主要市場でデザインする方針を打ち出したばかりだが、颯爽はそのプロジェクトの第1弾としてドイツ・フランクフルト近郊のデザインセンターにて生み出された。
3ドアハッチバックのスタイルは、マツダ・ブランドの特徴である機敏さやファン・トゥ・ドライブを想像させながら、なんと「障子」をヒントとしたアイデアが盛り込まれているという。障子は物のシルエットだけを映し、細部までは見えないが、ライトがオフの時にはボディに同化し、オンにすると輪郭しか見えないものが明らかになり、まるでクルマに生命が宿っているかのようなニュアンスをデザインに投影させたのだとか。
対してインテリアはUSBスティックをエンジンスタートキーとしたり、空気圧をコントロールし、後席のパッセンジャー数に応じてシート形状を変化させるユニークなモーフィング・シート機能（１名着座の場合は中央に1人用のシート形状、2名着座の場合は2人用のシート形状ができる）を後席に搭載するなど実にユニーク。
エンジンは1L直3直噴ターボを積む。初めてクルマを買う若者をターゲットにしている。
