05フランクフルト・モーターショーレポート！ ベントレー アズール

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ベントレーは伝統のモデル、アズールを復活させた。2002年（1995年にデビュー）に販売を終了させて以来、その名が一時消えてしまっていたが、今年1月のロサンジェル・ショーに出展した、アルナージ・ドロップヘッドクーペ・コンセプトの市販バージョンとして、新たにリリースされることになった。 　この2ドア4シーターコンバーチブルは、内外装ともにショーモデルからほとんど変更されることなく（ホイールデザインが違う程度）、中身自体はアルナージをベースとするもので、車高が25mm下げられているものの、エンジンも同じ6.75LV8ツインターボを搭載。457ps＆89.2kgmのパワーを発揮する。 　オープントップシステムは、油圧式の電動タイプを採用しており、その開閉に要する時間は約30秒。3層構造のファブリック素材を用い、ソフトトップを折り畳んでリヤシート後方の専用スペースに収納するため、トランクスペースはしっかり確保されている。 　ベントレーのフラッグシップモデルとして相応しく、アズールの名が与えられ、2006年春に発売される予定となっている。