高級ウッドトリムやクロームトリム、アルミニウムがふんだんに使われた新型Sクラスの車内。 これが新しく搭載されるCOMANDシステム。シフトレバーの代わりにセンターコンソールに収まる。 フロントシートは12Wayで前後位置、バックレスト、クッション角度、シート高、ヘッドレスト・・・などが電動で無段階調節できる。 新型Sクラスではフロントはもちろんリアシートにもベルトフォースリミッターが搭載されている。 トランクはクラストップレベルの容量を誇っている。これなら余裕で人数分のゴルフバックが搭載できる。 新型SクラスはS350、S500の両モデルとも国土交通省による「平成17年排出ガス基準75%低減レベル(星4個)認定を取得している。 ![]() |
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新しいSクラスは全車DOHCエンジン搭載に! 新型Sクラスのエンジンはいずれも新設計、または改良を重ねたものである。S500に搭載される新開発の5.5リッターV型8気筒DOHCエンジンは387馬力(258kW)を6000回転で、最大トルク54.0kg‐m(530Nm)を2800回転〜4800回転で叩き出す。タイプのS350に搭載される3.5リッターV6DOHCエンジンの最高出力は272馬力(200kW)である。 無くなってしまったシフトレバー。その代わりに登場したモノは・・・ シフトチェンジはステアリングコラムからニョキッと飛び出たDIRECT SELECTにておこなうようになった新型Sクラス。ところてん式に、当然のようにセンターコンソールからシフトレバーが無くなってしまった。 今回もセグメントリーダーとなりうるのか? 7年間の沈黙を破り、新型に進化したSクラス。我々庶民にはなかなか想像が付かないことだが、このセグメントは世界中で大激戦が繰り広げられているのである。BMWの7シリーズ、アウディのA8、ジャガーのXJシリーズ・・・そして、新型が登場すると予告されているレクサスLS。長年の間、ここのセグメントリーダーを担っていたのがメルセデスである。伝統のライバルや新興勢力が力をつけてきた21世紀、果たして新型Sクラスはまたリーダーとなりうるのであろうか? < 前のページ『7年ぶりの新型Sクラス メルセデス・ベンツ Sクラス登場!』 | 次のページ >
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