エクステリアは個性的であるが、その実は5ドアハッチバックなのである。 三菱iのインテリアもエクステリアと同じく個性的な作りになっている。 広々室内にゆったりシート。それが三菱iの特徴でもある。 64馬力のMIVECターボを搭載する三菱i。その走りも新時代基準となっていることだろう。 大径タイヤでロングホイールベース。直進安定性も高いが、小回りも利くのである。 ![]() |
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iが目指したのは、新鮮で心地よい室内空間 リア・ミッドシップレイアウトでは、エンジンが後輪の位置より少し前方の床下に搭載されたかたちになっている。フロントにエンジンがないためにキャビンを従来の軽自動車より前方に移動させることができ、すべての乗員がリラックスして過ごせる余裕ある室内空間を確保しているのである。室内を明るくする大きなフロントガラス、前掲したベルトラインで適度な包まれ感と開放感が両立したスペースを実現している。 リア・ミッドシップレイアウトだから実現できた安全性能と運動性能 エンジンを車体後部に積んでいるi。そのため、フロント部分にはエンジンが無く、一見短く見えるフロントノーズであっても、実は十分なクラッシャブルゾーンを確保することに成功できているのである。さらに、エンジンが無いぶん、大径タイヤでも十分なタイヤ切れ角を確保。高い取り回し性を実現させているのである。
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