ロレックス・モントレー・ヒストリック・オートモビル・レース

 今年で32回目を迎え、クラシックカーによる歴史のある走り系イベントが「ロレックス・モントレー・ヒストリック・オートモビル・レース」だ。1910年代から1980年代に活躍した約400台のスポーツカーやツーリングカー、レーシングカーたちの官能的なそのエキゾーストノートを聞きながら、サーキットを走る姿を鑑賞できるイベントだ。
 その中から、「ブガッティT35シリーズ」をピックアップ。

 1920年代後半にタルガ・フローリオなど数々のレースで活躍したブガッティT35シリーズ。直列4気筒エンジンを縦に2基並べて搭載するなど、エンジニアリング的にも興味深いモデルだ。今年のラグナセカには、数多くの車両がエントリーし、現役レーシングカーさながらの速さを見せていた。