その走りは日本車の域を超えている。高速安定性は欧州製スポーティーセダンと言っていいほど。

レクサスISにとっては高速コーナーリングも得意科目。オンザレールの走行感が楽しめる。

レクサスISには3.5リッターと2.5リッターという2種類のV6エンジンが用意されている。

2.5リッターであっても3.5リッターであってもレクサスISは6速ATを採用する。

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その走りははっきり言ってアルテッツアとは別物だ!

 詳細なスペックは明らかにされていないのだが、IS350を少し走らせてみるとボディに対して十分に見合った動力性能が確保されているのが分かる。特にIS350に関しては十分すぎるといえるくらいの動力性能がある。
動力性能の余裕が大きいことと、GSに比べて短いホイールベースが影響して、ISの走りはかなり俊敏なイメージのあるものになった。わずかな操舵に対しても敏感に反応してクイッと向きを変える感じになる。状況によっては敏感すぎるくらいに感じられたりするが、これがISの味ということなのだろう。
足回りはGSに比べるとやや硬めの乗り味でコーナーでのロールも抑えられた印象。タイトなコーナーも気持ち良く駆け抜けていくことができる。ブレーキのフィールもまずまずで耐フェード性も上々。使い込んだときのフィールではGSのほうに一日の長があるが、ISのブレーキフィールもなかなかのものだった。
現行モデルがアルテッツァであるだけに、レクサス店のモデルと言われると、一瞬首をかしげたくなる部分もあるが、実際に走らせた印象では確かに高級車ブランドの走りを身につけていた。

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代表グレード
IS350
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4575mm×1795mm×1425mm
総排気量[cc]
3500cc
ミッション
6速AT
定員[人]
5人
レポート
松下 宏
写真
トヨタ自動車
取材協力
トヨタ自動車
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