三菱 ネッシー
ネッシー

マフラーをバンパーと一体にするデザイン手法は、最近のトレンド。

ネッシー

ホイールはなんと22インチを装着。確かにホイールは大きい方がカッコよい。

ネッシー

マッシブなデザインは三菱の伝統だが、イタルデザインが加わるとコレほどまでに美しくなるのは不思議。

三菱+イタルデザインの融合

 ジウジアーロ率いるイタルデザインのブースに展示されいたネッシーは、ネス湖の幻の生物からそのネーミングがつけられたミツビシのコンセプトSUVで、スポーティなマルチパーパスカーと、エコカーの融合を提案したモデルだ。

 水素を燃料とするV8ユニットを搭載、ハイパワーと環境という相反する要素を互いに高める困難な作業に敢えてチャレンジして、その解決策を模索した作品だという。エンジンは液体水素燃料システムをリンデ・グループと共同開発したもので、クリーンな動力源を開発。

 22インチタイヤを包み込むマッシブなホイールアーチが特徴的な外観は、ルーフだけでなく、ドア部分にグラスエリアが設けられている。基本的に単座4シーターだが、場合に応じてラゲッジスペースにベンチスタイルの5番目のシートが現れるという。ナビやネット接続などのエレクトロニクスはLGと共同開発し、シートとトリム類はイタリアのポルトローネ・フラウのデザインである。