キャデラック BLS
BLS

デビューは06年春というBLS。そのスタイルは、一連のキャデラックブランドのDNAをしっかりと受け継いでいる。

BLS

今や縦型のリヤコンビネーションランプは、キャデラックブランドのアイデンティティ。

BLS

意外にも、保守的なデザインのインパネ。プレミアム度は高い。

世界戦略を担うFFセダンのパフォーマンスは?

 グローバルカー戦略を進めるキャデラック・ブランドからはCTS、XLR、STSに次ぐ、ニューフェイスとしてBLSを発表してきた。

 スウェーデンにあるGMグループの工場で生産される、このBLSは2006年春にデビュー予定(サーブ9-3や9-5も同工場で生産)で、前輪駆動4ドアセダンとして、各メーカーがもっとも激しい戦いを繰り広げるプレミアムDセグメントに満を持して投入される。

 ボディサイズは全長×全幅×全高は4680mm×1762mm×1449 mmとなり、直接のライバルはメルセデスのCクラスやBMW3シリーズ、アウディA4が相当。そのためエンジンはガソリン仕様でふたつの2Lターボユニット、2.8LV6に加えて、1.9Lコモンレールターボディーゼルをラインナップする。英国では右ハンドルを設定するという。DVDナビゲーションシステムはタッチパネル式で、オーディオユニットはBOSE製。キャデラックは激戦のカテゴリーにおいて、BLSで勝負に出る。