ラグジュアリークーペの雰囲気たっぷりな運転席まわり。

前席はゆったり座れる余裕の空間が確保されている。

後席にもしっかり2名が座れる設計になっている。

ちょっとしたドライブ旅行なら十分なトランクスペースを持つ。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

1000万円クラスの高級車らしい内装

 インテリア回りの雰囲気はとてもラグジュアリーなものに仕上げられている。1000万円級の高級車なのだから当然といえば当然のことだが、高級レザーや木目パネル、メタル調パネルなど、厳選された素材を使って高い品質感を表現している。インストセンターの部分は全体にドライバー側に向けて傾けられるドライバーオリエンテッドのデザインが採用されており、運転席に乗りこむと、さあ走ろうという気分にさせられる。このあたりはいかにもBMWらしい部分である。

 フロントシートの居住空間は大柄なボディに見合って十分な広さが確保されており、スタイリッシュなクーペボディながら後席の空間もまずまずも十分なもの。決して広いとはいえないが、何とか大人が乗れる空間だ。

 各種の快適装備はiドライブと呼ぶ独自のダイヤル式コントローラーによって操作することになる。最近ではこのタイプの操作系を採用する車種が増えているが、最初に採用したのはBMW7シリーズだった。6シリーズではそれが操作性を高めて採用されている。DVDナビなど、快適装備の充実度も高い。

代表グレード
645Ciクーペ
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4,830×1,855×1,375
車両重量[kg]
1,730
総排気量[cc]
4,398
最高出力[ps(kw)/rpm]
333(245)/6,100
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
45.9(450)/3,600
ミッション
SMG
10・15モード燃焼[km/l]
7.7
定員[人]
4
税込価格[万円]
1050
発売日
2004年11月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
オートアクセル
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