ホンダ Acura RD-X Concept
Acura RD-X Concept

シャープなボディに映えるリアコンビネーションランプ。強烈な存在感をアピールする。

Acura RD-X Concept

いかにもコンセプトカーらしいアーティスティックなシート。走りをアピールするセミバケットタイプだ。

Acura RD-X Concept

スッキリ感の強いインパネまわり。コンセプトカーなので、細部のディテールUPは今後の課題か。

Acura RD-X Concept

クールなデザインのステアリング。スポーティ系のクルマにはスグにでも装着して欲しいほどカッコよい。

小さくても高級なSUV

 RD-Xコンセプトは市販化を視野に入れた、スモールプレミアムSUVのコンセプトモデル。昨年発売されたAcura RL(レジェンド)で採用した世界初の4輪駆動力自在制御システム「SH-AWD」を搭載し、スポーツセダン並みの性能を目指したのが、そのハイライト。すでにRD-Xコンセプトをベースとしたプロダクションモデルが、オハイオ州の工場で生産されることは決定しているようだが、シャープで力感のある外観に加え、アイボリーのスエード革を使いインパネやドアトリム、ローズウッド製のフラットプロアなど、内装の意匠がそのまま量産化されるかは定かではない。リアルタイム交通情報/インターネットへのアクセス/ミュージックダウンロードができる次世代型のアキュラ・リンク衛星コミュニケーションシステムやフロントドアの前方上部のカメラにより車両左右の映像をナビゲーション画面に表示することができる先進技術は、搭載して欲しいものである。