1.8リッターにのみ、運転席がパワーシートとなった。

サイズの割には大きめのシート。ゆったり感とした座り心地だ。

後席は広い。かなり広い。残念ながら、ティーダの購入者はおそらく自分で運転するので、この広さの恩恵を受けることはまれ。残念・・・・。

ハッチゲートはデザイン優先のためか、下部が絞り込まれていて開口部はあまり広くはない。横幅のある荷物を積むときには、ちょっとした工夫が必要かも。

リヤシートは6:4の分割可倒式。

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ティーダには運転席パワーシートが標準装備

 ティーダでは外観もそうだが、インテリア回りの品質感の高さが注目されたポイント。当然ながら最上級グレードとなる18Gでもインテリア回りの高い品質感は維持されている。ドアやピラー部分から天井まで、内張りの素材の柔らかい手触りの良さなどはそれを端的に示すもの。豊かな気分に浸ることのできるクルマである。

 装備関係では、運転席にパワーシートが用意されたのが大きな特徴。無段階の調節が可能なパワーシートは、実用的な見地からもうれしい装備である。もうひとつの上級装備として注目されるのがプロジェクターキセノンヘッドランプ&アクティブAFS。ステアリング操作に応じてヘッドライトの照射角度を変えるアクティブAFSは最新の安全装備として普及が進み始めたところ。コンパクトカーでは逸早い採用となった。

 このほかの快適装備や安全装備に関しては、基本的に従来からのティーダ/ラティオの1.5L車と変わらない。

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代表グレード
18G
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4205×1695×1535
車両重量[kg]
1170
総排気量[cc]
1797
最高出力[ps(kw)/rpm]
128(94)/5200
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
17.9(176)/4800
ミッション
CVT
10・15モード燃焼[km/l]
16.4
定員[人]
税込価格[万円]
184.8
発売日
2005年1月11日
レポート
松下 宏
写真
佐藤靖彦
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