外観デザインがクラシカルなものになっただけでなく、インテリア回りにも力を入れたのが今回のミラジーノの特徴。単にクラシカルなデザインを追求しただけでなく、インテリアのクォリティの向上に大きな力を割いたのが特徴だ。インパネなどを丸や楕円をモチーフにしたデザインで統一し、優しさや安らぎを感じさせる空間を作っている。シートには手触りの良いベロア調の生地を採用したほか、トリムなどの内張りも触感にこだわった作りとしている。
最上級グレードに当たるミニライトでは、MOMO製の本革巻きステアリングホイールが採用されるほか、エレガントブラックを基調とした内装色を採用するなど、独特のスポーティさを表現している。
プラットホームはムーヴやミラなどに採用された新世代軽自動車用のもので、やや高めのシート高によって自然な姿勢で乗り降りのできる室内を作っている。ルーフの後端を後方まで引っ張ることで、後席のヘッドクリアランスもしっかり確保されている。