ルノーのモータースポーツ部門を受け持ち、レーシングカーの製作から市販の限定スポーツモデルの生産までを受け持つのがルノー・スポール。これまでもルーテシアをベースにしたルノー・スポールV6などが販売されているが、今回はメガーヌの3ドアハッチバック車をベースに2000ccのDOHCターボを搭載したルノー・スポールが設定された。ターボはインタークーラー付きのツインスクロールターボとされている。
外観デザインは、3ドアである点が標準車と異なるほか、エアインテークの大きな開口部を持つ前後のエアロバンパーやリヤのツインエギゾーストパイプなどが特徴。サスペンションのローダウンによって全高そのものも10mmほど低く抑えられている。
スポーティな走りの性能を備えると同時に、アクティブセーフティ、パッシブセーフティの装備も充実したものとなっていて、安全性の高いクルマ作りを徹底させているルノーらしさが十分に表現されている。