マイナーチェンジによって、フロントまわりのデザインはよりシャープさを増した。

車体前から後ろへとシャープなラインで構成された端正なスタイルが魅力だ。

オーソドックスなスタイルで、まさに小型セダンの王道とも言うべき設計のCクラス。

ギア比がややクイックに変更されたステアリングは、ダイレクトでシャープな切れ味。

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マイナーチェンジにさらに磨きをかけたCクラス

 世界中のクルマにとってひとつのスタンダードともいえるのがメルセデス・ベンツCクラス。適度なサイズの高剛性ボディ、高い操縦安定性を発揮するシャシー性能、必要十分な動力性能など、さすがはメルセデス・ベンツと思わせるクルマ作りがなされている。
 現行Cクラスは日本では2000年9月に発売されているが、4年目を迎える今年、大幅なマイナーチェンジが行われ、内外装のデザインの変更や新エンジンの搭載などによって一段と魅力を高めてきた。
 外観デザインは丸型のツインヘッドライトなどの基本は変わらないが、各ライトがクリアレンズ化されて新しいイメージを作っている。フロントグリルや前後のスポイラー、それにアルミホイールなどはデザインの変更が行われた。ボディサイドにクロームメッキのラインが加えられたことなども含め、全体に品質感を高めた印象を与えるのが新しいCクラスだ。
 なおこれまで15インチホイールを履いていたモデルは、いずれも16インチホイールに変更されている。

代表グレード
C230セダンコンプレッサーアバンギャルド
ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
4535×1730×1425
車両重量[kg]
1500
総排気量[cc]
1,795
最高出力[ps(kw)/rpm]
191(141)/5,800
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
26.5(260)/3500〜4000
ミッション
5AT
10・15モード燃焼[km/l]
10.8
定員[人]
5
税込価格[万円]
499.8
発売日
2004年6月
レポート
松下宏/オートアクセル
写真
T.P.U./オートアクセル
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