1.4リッターの他に1.8リッターもある。1.8リッターは92kwを発生する。

ルーフトップを格納した状態。このときでも、250リットルもの荷室容量を確保している。

わずか18秒で開閉できるという電動油圧式ルーフ。18個の接触センサーで安全性も確保。

爽快な走りを披露したティグラツイントップ。来年早々のデビューが予定されている。

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気持ちよさ倍増。ボディ剛性に不安無し! 

現地仕様の搭載エンジンは1.4Lと1.8Lの2機種。ツイントップ化による重量増はあるものの、基本的にコンパクトクラスのクルマなので車両重量は軽い。66kwを発生する1.4Lエンジンの搭載車でも十分に軽快な走りが可能だ。そもそもティグラツイントップはワインディングを攻めるようなタイプのクルマではなく、市街地から郊外の道などを流して走るのが似合うクルマ。そんな走り方をするには1.4L車でも十分なのだ。日本仕様も1.4Lエンジンの搭載車になるという。今回の試乗では5速MT車に試乗したが、日本仕様はマニュアル・オートマのイージートロニック付きになるとのこと。いっそのことマニュアル車でもという気持ちにならないでもないが、2ペダルで乗れるのもメリットだ。
現状では日本に導入される予定のない1.8L車にも試乗したが、こちらは格段にスポーティな印象。92kwのパワーはボディに対して十分な余裕がある。足回りも17インチの45タイヤを履いていたこともあって、かなり硬めの乗り味だった。日本仕様は16インチの50タイヤになるとのことだ。
オープンカーというと、ボディ剛性が気になるクルマも多いが、ティグラツイントップはコンパクトなボディがしっかり作られているためか、剛性感の不足を感じるシーンはなかった。オープンの状態でも気持ち良く軽快に走れるクルマである。現地価格は240万円程度のとのことなので、日本仕様は200万円台後半の価格になることが予想される。来年早々の導入が楽しみなクルマだ。

ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3921×1685×1364
総排気量[cc]
1364
最高出力[ps(kw)/rpm]
(66)/5600
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
(125)/4000
ミッション
イージートロニック5MT
定員[人]
2
発売日
未定
レポート
松下 宏
写真
オペルジャパン
取材協力
オペルジャパン
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