大型のテールランプを装着することで、小さなボディでも迫力満点。

1.4リッター搭載車は、トバすクルマではない。船のようにクルージングするのに向いている。

1.4リッター車は、5MTの他にクラッチレスの2ペダル仕様イージートロニックも選択可能。

スタイル インテリア 走り&メカニズム

日本人デザイナー児玉氏がかかわった最後のモデル

オペルのベーシックラインを受け持つのはコルサというハッチバック車。日本ではヴィータとして販売されていたクルマだが、そのコルサベースのクーペがティグラで、今度はそのティグラをベースにオープンカーのツイントップが作られた。
 ツイントップという名前が示すように、2種類のルーフ形状が楽しめるのが特徴で、通常時にはメタルトップを閉じて普通のクーペと同じような静粛性、快適性が味わえ、これをわずか18秒という短い時間で開けば、オープンカーの爽快なドライブが楽しめる。プジョー206や307などと同様の仕組みで、フランスのウーリエ社製の開閉機構が採用される。ツイントップの生産自体もウーリエ社が担当するという。
 外観デザインはクーペの状態でもなかなかカッコ良い。オペルには児玉英雄さんという日本人デザイナーが在籍していたが、その児玉さんが定年退職される前に最後に関わったのがティグラだという。フロント回りのデザインは最近のオペルのアイデンティティーに基づいたもの。ライト形状やグリル回りに統一性が感じられる。オープンにしたときにもすっきりしたカッコ良さが確保される。

ボディサイズ[mm](全長×全幅×全高)
3921×1685×1364
総排気量[cc]
1364
最高出力[ps(kw)/rpm]
(66)/5600
最大トルク[kg-m(N・m)/rpm]
(125)/4000
ミッション
イージートロニック5MT
定員[人]
2
発売日
未定
レポート
松下 宏
写真
オペルジャパン
取材協力
オペルジャパン
スタイル インテリア 走り&メカニズム