３０７（プジョー）フェリーヌ ２．０ GH-T5RFJ(10030246) の画像

プジョー307は、かつてプジョーがラインナップしていたCセグメントの中核モデルである。3/5ドアハッチバックのボディが基本で、日本には他に3列7人乗りのシートを持つSWや2列5人乗りのブレーク、電動式クーペ/カブリオレのCCなどがラインナップされた。プジョー車のフットワークの良さを「猫足」と表現するが、307もまさに猫足を体現するモデルであった。日本での発売は3/5ドアのハッチバックが2001年9月で、2002年9月にブレーク/SWが追加され、2004年3月にCCが追加された。外観デザインは、傾斜を強めたAピラーやそれに連なるボンネットフードがシャープな印象を与え、切れ長のヘッドライトを特徴だ。デビューした当初の搭載エンジンは、直列4気筒1.6Lの2.0Lの2機種で、3ドアは5速MTのみ、5ドアは5速MTと4速ATの選択が可能だった。後から追加されたCCやSWは、2.0Lエンジンのみの設定で、ブレークには1.6Lエンジンも搭載されていた。2008年に308が発表されて307の販売は終了。その役割は308へと引き継がれた。

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