パジェロミニ（三菱）Ｒ GF-H53A(4007527) の画像

三菱パジェロミニは、三菱がかつてラインナップしていた軽自動車のオフロード4WDだ。パジェロミニという車名が示すように、パジェロを連想させる外観デザインを採用したのが特徴。三菱のオフロード4WDらしく、軽自動車ながらも優れた悪路走破性を発揮し、独自の地位を築いたクルマだった。初代モデルがデビューしたのは1994年で、1998年まで生産が続けられ、1998年10月の軽自動車の規格改正に合わせて2代目モデルへとフルモデルチェンジが行われた。搭載エンジンは、660ccの自然吸気SOHC16バルブと、直列4気筒660ccDOHC20バルブ＋インタークーラー付きターボ仕様の2機種で、初代の3速から4速に変更されたATと、5速MTが組み合わされた。ターボ仕様のエンジンは、後に排気ガス規制の強化やエコカー減税に対応し、1気筒当たり5バルブのDOHC20バルブから4バルブのSOHC16バルブに変更されている。駆動方式はFRの2WDと初代モデルから継承したイージーセレクト4WDの2種類で、4WDは走行中でも時速80km以下ならレバーひとつで2WDと4WDを切り換えられるものだった。

• 安全装備には作動条件や限界があります。機能を過信せず、安全運転を心がけましょう。